GⅠ開幕戦はダートマイルの頂上決戦! 23日(日)はフェブラリーステークス!  2025年の競馬がスタートして早1か月。今月は今年初のGⅠ競走「フェブラリーステークス(GⅠ)」が23日(日)に東京競馬場で行われます。  2年連続で最優秀ダートホースに輝いたレモンポップが昨年末に引退。また、同時期に行われるサウジカップへ遠征する有力馬も多数いて、ダートマイルの頂上決戦は今年も混戦模様。連覇を狙うペプチドナイル(牡7)、昨年のJBCスプリント覇者タガノビューティー(牡8)らのベテラン勢に対し、武蔵野ステークスを制して勢いに乗るエンペラーワケア(牡5)、昨年末の名古屋大賞典で古馬勢を一蹴したミッキーファイト(牡4)らの新興勢力が挑む戦いは楽しみです。  また3歳勢は、2か月後に迫ったクラシックに向けての生き残り競争が本格化してくる季節。今月は9日(日)に京都競馬場で「きさらぎ賞(GⅢ)」、15日(土)に東京競馬場で牝馬限定の「クイーンカップ(GⅢ)」、16日(日)に東京競馬場で「共同通信杯(GⅢ)」と3歳重賞が3レース組まれています。特に共同通信杯は、昨年優勝のジャスティンミラノがのちに無敗で皐月賞を制し、同2着のジャンタルマンタルは皐月賞3着を経てNHKマイルカップで3歳マイル王に輝いたように、3歳春のGⅠに直結する重要な一戦。近10年でこのレースの連対馬が皐月賞を5勝しており、春クラシックを占ううえで絶対に見逃せない前哨戦と言えます。  さらに、1月25日(土)~3月2日(日)までは今年最初の小倉競馬も開催中。全国各地の競馬場で、サラブレッドたちの熱い走りを体感してください。 <写真> 昨年のフェブラリーステークス(GⅠ) 優勝馬 ペプチドナイル